そいつはいつも誰かを待っているようだった。 いや、別に待っていたりはしてなかったのかもしれないが。 でも俺には待っているようにしか見えなかった。 春、入学してすぐに俺は生徒会長に推奨され、特に断る理由も無かったので会長になった。その時からあい…
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